こんにちは コ粒です
ブログに寄ってくださりどうもありがとうございます
コ粒の経験・実践してきた目線で【服飾】・【ソーイング】の豆知識
を書いてます
今回はこちら
ほとんどのソーイング初心者さんが感じている
※服を作ってみたい・作ってあげたい
※「何から手を付けたらいいの?さぁ困ったぁ~」…と
悩んでいる場合は記事をご覧ください
記事を読んで実践してもらえると、ブログからソーイング実戦手順のヒントとして身に付きます!
今を楽しむための【【ソーイングはじめの一歩】は
まずお手本に沿って
『子供パジャマを縫ってみること! 』を前提に実践解説していきます
今回お手本に沿って仕上げた
子供【模型】100サイズパジャマの完成品はこちら
どうして=子供パジャマなの?かは
こちらの記事をみて頂けるとうれしいです。
前回紹介した
【初心者さん向け】縫製方法イメージ偏を応用して
【お手本】=衿付き子供パジャマソーイング仕上げ方を完全図解付きで大公開します
コ粒が!服作りに便利に普段使っている【お助けアイテム】も
【お手本実践の中で登場】しますので
出来るところから
今後のソーイングの参考にしてみてください
今回のソーイングの目的は
スムーズに一品縫って仕上げる事です
初心者あるある…
洋裁(ソーイング)を始める前に見たり・調べたり頭に詰め込み過ぎて不安になってませんか?
★はじめから綺麗に出来なくてもいいんです、完璧を求めるあまり
前進出来ずにいる方は超もったいないです~
★ソーイングに必要な物は…いろいろあります
ただし!
最初からフルでそろえる必要もありません
不足なら可能な限り・工夫と代用で【オッケー】
あなたがこれからはじめるソーイング過程で
これ 便利かも
これ 必要だな!
これ 使ってみたい…など気付いて来ます
その時に必要な物の購入をオススメします
その気付き・発見が上達のチケットになります~
わくわくした服作りの楽しみ方でもありますね(#^.^#)
ソーイングに最低限必要なもの
直線ミシン
直線ミシン
私の相棒
職業用ミシン
20代から使用しているミシンは
途中壊れて【中のモーター】だけをミシン屋さんに交換して頂き
使用歴(34年位)になりました
市場には便利なミシン・ロックミシンが沢山登場しています
どれが?いいんだろう~の声をよく聞きます
(≧▽≦)わかります 迷いますよね~
今後ミシン選びについてもどこかで発信して行きますね
アイロン
・アイロン&アイロン台
(可能ならスチーム付きが便利・なければ霧吹き用意)
・全面接着芯貼り時用の【あて紙】か【あて布】
(白のコピー用紙で十分)
ロックミシン
・3本糸ロックミシン(一般的な既製服は3本糸ロック使用)
裁縫道具
裁ちバサミ
糸切りはさみ
目打ち
針・糸
20㎝位の竹尺
文鎮【ウエイト】
チャコペン
熱で消える【ボールペン】
パジャマ作りの材料
今回(型紙)は製図してますが、(参考)程度にして頂いて
型紙を起こす作業をはぶき
初心者さんは、市販の型紙の利用をオススメします
(型紙)の用意
★(型紙)は実物に縫い代を付けた状態にして型紙の用意をします
★型紙はネットショップ・店頭・洋裁本から入手出来ます
①Rick Rack(生地と型紙のショップ) ネットストア
手軽にソーイングを楽しめるように…をコンセプトに
パターンにはすべて縫い代をつけた型紙になってて
届いたら、切り取ってすぐ使える型紙になってます
(購入後は(困った時電話でも対応可)
※「スタンダード」シリーズは
パターンとつくり方テキストがセットになっています。
②生地・毛糸・手芸材料の店・通販(実物パターン)
(型紙)は実物に縫い代を付けた状態にして型紙の用意をします
③ソーイング本(とじ込み実物パターン)
(型紙)は実物に縫い代を付けた状態にして型紙の用意をします
※型紙を写して用意する事は【初心者さん】には手間がかかり
ますので最初は実物パターンを利用しましょう
実際に縫い代を付けたパターンが用意出来たところから…
スタートです
(生地)の用意・選び
◎今回使った生地は綿
綿100%は縮むので(水通し作業必須)
初心者さんが扱いやすい生地とは
・縫いやす
・アイロンもしやすい
・しわになりにくい
気にいった素材や柄を見るたびにわくわくしてきます
お子様に!大切な人へ
自分時間の楽しみ方の幅がひろがってきます
(接着芯)の用意・選び
◎今回使用する
※薄手でハリ感タイプ(薄手~中厚までに対応)伸長性があるので表生地に馴染みやすく扱いやすいです
参考までに
一般的な使用箇所は
・【前見返し・後ろ見返し・衿】=全面芯
・【前後衿ぐり】=1㎝の伸び止めハーフバイヤステープ
(接着芯を代用します)
※パジャマは伸び止めテープは使いません
芯の役割は
✔重要パーツの張を持たせたい時に使用
✔芯を貼ることでかたくずれを防ぐ効果
✔力が加わる【釦・ホール】の部分には必ず貼ります
✔衿ぐり・袖ぐりも(伸び止めテープ)芯を使用ます
※洋服のデザイン・素材から(様々なタイプの接着芯)があります
※基本的に(芯貼りは型紙の指示通りでオッケー)
付属品(釦・ゴムテープ)の用意
今回の
パジャマ【上着】は
ボタンホール無し(穴あけ不要)のボタン(金属製)を使いました
※実際使用した釦はしっかりハマるため取り外しにチョイ【力】が必要でした
★ホック釦リング =(取り付け工具必要)
・メリット=ホールの作業無し
=着脱しやすい
=工具を使うことで洋服~バック製作多方面で活躍する
・デメリット=取り付け工具必要
★【穴あけ不要】【工具不要】のアイテム
・スナップ釦(糸で手付)タイプ
◎ワンタッチプラスナップ(生地をはさんで指ではめ込む)
ベビー服や子供服に使用されていますよ~
・マジックテープ
・テープスナップ
!(^^)!時短
自身の扱いやすいと感じたアイテムを使用してみましょう
★パジャマ【下】ウエストゴムは
百均で販売しているゴムで十分
※ウエストゴム使用時は
アイロン蒸気であらかじめ縮めてから【必要な長さでカット】
しておく
★ミシン糸【60番】
子供衿付きパジャマ作り方
子供パジャマ(100サイズ)
・表布【112㎝幅×1.7m】
・ボタン【1.2㎝×4個】
・ゴムテープ【1㎝×1m】
・接着芯【50㎝】(前後見返し・表衿)用
・ミシン糸【60番】
お手本パジャマの【準備】工程
縫い代付きの型紙準備をするよ
生地の用尺(使う分量)を計算するよ
ここでお助けアイテム登場 【型入れ用紙】
この方眼用紙は模造紙二枚分を貼り付け5㎝と50㎝に色を付け
生地幅を輪にしたイメージでパターンを置いて用尺を出すやり方です
一方方向の場合【112㎝幅×1m70㎝】
初心者さんは使用する【型紙・ソーイング本の指示通り】
差し込みが可能の場合【1m60㎝】
【無地の時・気にしない(柄ゃ毛並みの)時】
※メリットは無駄のない生地分量を計算できる
接着芯の分量も型入れすると!50㎝位必要です
メリットは
型入れ用紙で使う分量を計算出来ることで無駄なく生地の購入が出来る
デメリットは
作る時の貼り合わせ・線引きが面倒くさい位
※ソーイングが慣れてきたら、使い回しが出来るので便利です
生地ゆがみを整えよう
縮む生地は=天然素材の綿・麻(水通し)必要です
今回は霧吹き・アイロンで生地のしわを伸ばす程度で進めてます
※パンツで使う平ゴムも蒸気をかけて縮ませてから
分量カットします
生地を裁断するよ
生地の表を中にして二つ折りにします【中表】
その生地に型紙(パーツ)を配置します
※接着芯を貼るパーツは見返しと表衿は粗裁ちをして置きます
芯貼り後に型紙できちんと裁断する目的があるためです
※配置時は【生地のたて線】と【型紙の地の目線が】平行になるよう配置します
配置を確認したら裁断
型紙に、重し【文鎮・ウエイト】を4カ所位に置いてカット
※文鎮・ウエイトの代用品(筋トレ用の重り)でも
こんな感じで活用できますよ
(型紙が動かないようにしてカット出来れば)オッケー
裁断しながら【合印】小さく切り込みを入れる
☆生地の表裏を区別する為
カットしたらそのままでパーツ1か所に裏側にチャコペンで色を入れる
よ
(中表で裁断直後そのまますぐ印を付けてください)
☆袖の裁断は、前後の袖を区別する為
【前袖縫い代】に負担ない程度△カットを入れておくよ
☆前後左側ウエストパンツゴム入り口わかりやすくする為
カットしたパーツにチャコペンで色を入れるよ
※印は【左後ろパンツ】【左前パンツ】でわかるようにしておくと便利ですよ
今回お手本なので【切しつけをしてます】
左側ポケット位糸で印付け!
・素材や色によっては目打ちで刺して印
・ペンで印
などその時々の状況でやり方を選んでいきましょう♪
ポイント
✔子供パジャマみたいに【衿ぐり・袖ぐり】が小さい時など
使用する型紙
【肩の衿ぐり止まり】・【袖下】・【脇袖付け止まり】【見返し衿ぐり】縫い止まりに印を付けて!
ミシンで縫う時の 縫い止まり『ここでストップ』の意味ですよ
小さいパーツで仕上げる時には、いろいろ仕上げ方あるんだけど
シンプルで重要なポイントになってきます
お助けアイテム登場
文房具【フリクション】
熱で消える【ボールペン】です
生地によってはアイロンで熱を加えて透明になるけど
…目立つ場合があるありますので
残布で試してから使用しています
手芸用でも熱で消えるチャコペンは販売されてます
普段使用している【フリクション】はの赤・青を使用してます
(^^;)家族のお古を活用したため中身は青笑笑
縫う前のアイロン処理をするよ
ここで登場するお助けアイテムはアイロン処理に活躍する
アイロン定規
初心者さん目線で身近にある物を活用手順で進めてます
お手製のアイロン定規の作り方
今回はA4コピー用紙使ってます
代用品として
★箱ティッシュの空箱を分解して使う・画用紙・厚紙でかまいません
お手本は8㎝・コピー用紙(2つ折り)ですが…
✔5~6センチ幅の厚紙に仕上がり線のための線を書いて、
アイロン処理を進めます
今回 使う線は
0.8㎜
3.2㎝
1.7㎝
の線を書いて活用してます
アイロン定規を使う場所
✔アイロンで(前後)身頃すそ出来上がりで3つ折り
✔アイロンで(左右)袖口を出来上がりで3つ折り
✔アイロンでポケット口3つ折り・まわりを出来上がりで折る
①(裾・ウエスト)の出来上がり線をアイロン
②全面接着芯貼りの順序で進めます
裾側を揃えてパーツを重ねてからアイロン処理
手に取りやすいようにアイロンのポイント箇所を同じ方向で
まとめます
確認回数が減ることで 手早く作業を進めていく事が出来るんですよ
最初はもどかしいと思いますが
見よう見まねで【試してみて!】
・前パンツ
・後ろパンツ
・前身頃
・後ろ身頃
・ポケット…の順に重ね
上の(ポケット)から順にアイロン定規で出来上がり線をアイロン処理
※今回裾=裾側はすべて折り寸法は同じ
ポケットを折った要領でほかのパーツもアイロンで整えます
出来る範囲で中表の状態でアイロン出来るパーツは離さないように
アイロン台の大きさと相談して進めます
無理はしないでね あくまでも目安です
最初アイロンしずらかったら一枚ずつで大丈夫
袖とパンツも2枚重ねた(中表)においた状態でおりますよ
片方アイロン処理が済んだら そのまま「くるっとひっくり返して」
同じ作業をします
アイロン処理したパーツはこんな感じになりますよ!
②粗裁ちした(表衿・前・後見返し)と接着芯の全面芯貼りと裁断
接着芯の全面芯の貼り方
★生地の裏面を上に向けて【チャコペン印側】ね
★接着芯【ザラザラ】してる方を下にしてかぶせるよ
(アイロン台・汚れ防止)
・生地からはみ出る接着芯はカット
(^.^)『あ!アイロン台取替えかばーの作り方も予定しておこう~
アイロン台って汚れるもんねぇー』
余分な芯を切り落としたら そのままあて布をしてアイロンで芯貼り
(あて布代用=コピー用紙)
前見返しも(中表)の状態でザラザラした方をかぶせて接着し
ひっくり返して片面を接着します
☆注意!(表衿と後見返し)は芯貼りは一枚ずつですよ
芯貼りパーツカット
ここで忘れずに肩の衿付け止まり
(切しつけ・目打ち)印を付けておいてね
模型サイズ・子供サイズのデザインになってくるとね
・メリット=全体の流れは『理解しやすい』
・デメリット=パーツのカーブが小さくなるから
※ミシンで縫って行くとき【実は縫いずらくなる】傾向が発生するんです
そのため!縫い進めて行った矢先で【不発】にならないように
【先手】を打つって事!
付けた印で「縫い止まってね」
前工程ロック始末
前後見返しの肩と端・ポケット周りをロック始末
(#^.^#)はいっ!
ここまでが【パジャマ作りの前工程】
「お疲れ様~」でした
お手本パジャマの【ソーイング】工程
※自宅でジャブジャブ洗濯する事を前提に
縫い代は全片倒し・縫い代押さえステッチ始末
(#^.^#)現実的~「笑」
すべて縫い代は【片倒し】で進めますよ~!
縫う前の準備をするよ
画像を見て【イメージ】してみて
・左右前後の パンツを 中表にセット
・前後身頃の肩を合わせて中表にセット
・見返しも同様 〃 中表にセット
(縫い合わせのパーツを1セットずつ組ませておきます)
じゃまにならないように
組ませたパーツは2つ折りにして! 手の取りやすい所に置きます
縫い始めは裾から上に…向かって縫うよ
※参考までに…
デザインや地の目等の変化で縫い始めのスタート位置は
それに合わせて変わってきます
ソーイング工程【上着・パンツ】同時進行①
ミシンで縫う【片倒し】部分
ここで!
(縫い合わせ・片倒し)の厚み分を考えます
縫い代1cm=全て【0.9㎜位】で縫い合わせます
肩接ぎ
・身頃側 1センチの縫い代=(0.9㎜位)で接ぐ(片倒し)
・見返し側 1センチの縫い代で接ぐ(割り)
注意してね【割りの時は縫い代ピッタリ】ですよ
ここでも縫い代は
1センチの縫い代=(0.9㎜位)で接ぐ(片倒し)
★ 左右前後のパンツの脇・内股接ぎ【筒状に作る】
★右パンツ側=そのまま裾からウエストまで縫って筒状にする
★左パンツ=ウエストゴム入り口を外して脇・内股接ぎ
①左前パンツが上になってる裾から上に縫い上げます
②ウエスト上がり線から3㎜進んで【返し針】してストップ
③手前の上の左前パンツだけに7㎜弱切り込み入れておく
③ウエストアイロン線から3㎜入った所からスタートして最後まで縫って返し針始末
順番はどちらでも大丈夫です
左パンツ側=ゴムの入り口を確保する為一見ごちゃごちゃ見えるけど
要するに『ゴムの入り口確保』って事です
衿作り(初心者向け)で進めます
薄く裏衿回り出来上がり線を書いて その外側を縫う…がポイント
衿回りの縫い代1㎝=(0.8強~0.9㎜位)で縫う事になるよ…なぜ?
(#^.^#)※理由は後のアイロン工程でわかります
衿回り=【裏衿をを上に表衿を下に】してズレないように中縫いします
※縫った衿回りは大体7㎜の縫い代にカット
※衿先も…ほんの気持ちカット
お助けアイテム
梱包資材・荷造り用で使う
PPバンドです・縫いズレ防止として使います
家にある方は
【えり回り】の時にチャレンジしてみてください(*^_^*)
(*^_^*)ここでは(ポケットと袖は待機)
【ロックするパーツ】・【アイロンするパーツ】で分けておきます
ロック工程①
パンツ側
※左側パンツの脇ゴム入り口になる部分は外してロック
切り込み部分を【割ってロック】しますよ
・筒状の左右のパンツ)=前パンツを上にしてロック始末【後高】
身頃側
・表前身頃を上にして肩をロック始末【後高】
アイロン工程①
進め方
★ロック縫い始めの糸の処理(じゃまな糸は)カット
片倒しのアイロン処理
どうして
縫い代1cmの縫い代なのに?
ピッタリ1cmではないの?
縫い合わせた(0.8~0.9㎜)の縫い目から
外側を片倒しアイロンで出来上がり線にする目的があります
縫い代1㎝=『(0.8~0.9㎜)で縫う』の差だいたい1.5㎜で説明するとね!
綺麗に仕上げるための馬鹿にしてはいけない奥の深い【1.5㎜】なんですよ
★縫い目より【1㎜位】外側を折アイロンする
・パンツ(脇・股下)後ろ側へ片倒し【後高】
・身頃=肩後ろ側片へ倒し【後高】
・見返し肩=【割り】
・ポケット
※ポケットの型紙を出来上がりで折って使用して!見てね
ゲージの代用
【ゲージを使うことで時短で測ったりせずに形を形成】出来ます
・ポケット回り(たたき付け部分)アイロンで整える
・衿のアイロン処理
ここ注目です
★衿回りを出来上がりの大きさにする作業に入ります
①縫い代7㎜ぐらいになった 衿回りの部分を
表衿を上にしてミシン目より1㎜内側を折ります
✔長い部分を折る
✔衿先を折り込んで短い両サイドを折る
ひっくり返して見るとこんな感じになってなす
表衿がアイロン出来上がり線で固定されている事気付きましたかぁ
②目打ちを使って衿先を出して
③裏衿を上にして表衿に吹き出ないように上から押さえるようにアイロンします
ここでもアイロン【済】パーツは手に取りやすいように
まとまておきましょう~
ソーイング工程②
衿回り
裏衿が吹き出ないように表衿を上にして【コバステッチ】
✔【コバステッチ】【5㎜ステッチ】でもお好みでオッケー
※初心者さんは
衿先方向かえるポイントは先に(方向止まり印)を付けておくと良いですよ
衿ぐり側(見頃と縫い合わせ側)は
表と裏の差を自然にだして
(5㎜~7㎜位)で縫い代側を捨てミシンで仮止め!
注意!=表と裏の合印はズレないように
ここで大事なチェックポイント
【衿の角の形】【左右の衿の長さの寸法】は同じかなっ!
微妙なら切りそろえて左右対称にする事!
段差・厚み・縫いズレには【PPバンド】で解決
更に
ここでのお助けアイテムは
・マグネット定規
(手っ取り早く縫う幅を固定して縫える)
・コバ押さえ(細いステッチが均等に入り綺麗な仕上がりになります)
※今回は私が普段使ってる「1.5㎜コバ押さえ」を使ってます
皆さんは「こんな感じになるんだなっ!」ぐらいで見てくださいね
ポケット付け
✔ポケット口1.5㎝幅ステッチ
✔左身頃ポケット位置にコバでたたき付け
身頃・パンツ
・上身頃肩=縫い代押さえステッチ【後片倒しコバステッチ】
※衿ぐり縫い止まりから2針位でストップ!(返し張り)
・パンツ(脇・股下)=縫い代押さえステッチ【コバステッチ】
左パンツからスタート
筒状にして内また側からコバステッチを入れていきます
※あらかじめアイロン処理してある通りにミシンを入れます
(裾に到着したら返し張りを入れ!ウエストまで縫い上げて・
ゴム入り口も一気にステッチ)
右パンツは脇からスタートして【内また】までステッチ~
筒状になった右側パンツを表にし、もう一方のパンツの中に入れ
【0.9㎜】でパンツ前後中心(股ぐり)縫い合わせ!
※股下の縫い合わせのずれ防止で各箇所に印を付けて
股下段差の所はPPバンドを使ってます
身頃と袖接ぎ
【袖の縫い代に三角切り込みを入れてる方が前ですよ】
・身頃側を下に袖を上にし(中表)で袖と袖ぐりを【0.9㎜】で縫い合わせます
袖下の合印=【出来上がりの印】
縫い合わせスタートは【イメージ】するとこんな感じです
★とにかく縫い合わせて片倒しする時はピッタリの縫い代では縫いません
✔袖ぐりのカーブを縫うときは
カーブにそってちょっとずつ進む意識で縫ってみてね
(無理にまっすぐにしたり・引っ張って縫うと)
(ー_ー)!!袖ぐりが伸びてブヨブヨになります
✔合印のズレも注意
衿・身頃・見返し中縫い
★衿を身頃衿ぐりにたたき付け
・身頃の上にえりを置いて後中心の合印・その他衿ぐりの合印
の確認をします
・表身頃の上に表衿を重ね
左前身頃【衿付け止まり】から0.8㎜でたたき付け
(表右前身頃に衿付け止まりを3㎝位初めにに縫っておくと楽)
★身頃と見返しを中縫い
・見返しを下にして右前身頃裾→前端→衿ぐり→前端→左前身頃
をぐるっと縫い合わせ
身頃裾出来上がりアイロン線より外側を縫って進みます
注意ポイント①
・前端【持ち出し確保】
衿付け止まりから前端1.5㎝幅が持ち出しになります
せまくならないように注意して
前端縫い代で調整してかまいませんので
【出来上がり線で持ち出しの幅を書いて】 線より外側を縫う
※せまかったり・ひろかったりするとね!ボタンをした時【衿の付け合わせ】が離れたり・衿が極度に重なって苦しい残念な上着になってしまいます
🔰こちらも初心者さんは(衿のたたき付け同様)
前端・衿ぐり部分だいたい3㎝位先に縫って押さえておいた方がスムーズです
注意ポイント②
・衿部分に来たらたたき付けたミシン目より内側を縫って進みます
(0.8㎜でたたき付けているので0.9㎜で回りを縫う事になります)
注意ポイント③
肩見返し【割り】の為ポイント近くになったら目打ち等使ってチェックしながら中縫いします
★縫いが完了したら【縫い代の厚み部分になる箇所のカット】
・衿ぐり内カーブ縫い代7㎜ぐらいにカットしそろえます
・衿ぐり内カーブ【切り込み数か所入れます】
(ネックポイント部分の衿・突っ張りがあるカーブ箇所)に切り込み
・前端角・すそ角・裾見返し厚み分【カット】
ココ注意!【うっかり(≧▽≦)カットミスあるある】
🔰さんは慣れるまではこの順番でカットしてみてね
①すそ見返しのみ1㎝カット
②身頃のすそカット
※見返し縫い止まり1.5㎝入った所から見返し幅でカット
ロック工程②
袖ぐり
・身頃袖ぐり=袖を上にしてロック
股ぐり
・パンツ股ぐり
①筒状で接ぎ合わせた前後(股ぐり)を同じ方向でロックする
②そのままアイロン処理のため 逆にパンツを入れ替える
※ゴム入り口のある左パンツ側が右パンツの筒に入ってる状態です
アイロン工程②
パンツ
★股ぐり=左側に片倒し
ミシン縫い目より1㎜位内側を折る
🔰(前後中心ウエスト側から股下に向かつてアイロン入れてみて!
アイロンが済んだら筒状にセットしてある片方を抜き出して
パンツが裏返しになってる状態にしておきます
身頃
★袖=身頃側に片倒し
袖を下にして身頃側にミシン縫い目より1㎜位内側に折る
※袖の片倒し折はカーブしてるのでちょっとずつ進めてね
縫い代に片倒しアイロンをしている感じです
★身頃前端=見返しを下にして身頃側に折る
ミシン縫い目より1㎜位内側を折る
★【衿】【衿ぐり】【見頃まわり】を整える
・角は衿先の出し方と同じ
・見返し側が吹き出ないように
ソーイング工程③
パンツ
★股ぐり=縫い代押さえステッチ【コバステッチ】
※股ぐり段差は【PPバンド使用がオススメ】
後ろパンツからアイロン線に沿って前パンツまでステッチ!
★パンツを表にして(すそとウエストの始末)
アイロン線に沿って折り返し三つ折りでステッチ
①左右裾始末
②ウエストの始末
※ウエストは
【ゴム2本入れるため】真ん中に一本ステッチを入れます
身頃
★袖ぐり=縫い代押さえステッチ【コバステッチ】
・身頃と袖の縫いはじめを平行にしてスタートしアイロン線に沿ってステッチ
※(身頃と袖の縫い合わせ時 最後まで縫いきってない為ゆとりができました。角ポイントを広げると平行になります)
★脇の中縫い
身頃を中表にして裾から袖口に向かって一気に【0.9㎜】で縫い合わせます
※袖下の部分は縫い合わせが重なり合っていて縫いずらいです
(縫い目の重なり・ステッチの重なり)が縫いずれで発生しやすいです
最初は脇の縫い合わせが出来てるって!ぐらいで大丈夫~
🔰さんは積み重ねる事で感覚がわかって来ます
お助けアイテム(PPバント)を使いなれてくるとね
本当に作業がスムーズに進められるんですよ
コツとお助けアイテム活用でこんな感じになります
ロック工程③
身頃の脇
脇・袖下=前身頃を上にしてロックです
アイロン工程③
パンツ
・パンツ股ぐり=縫い代押さえステッチ部分整える
・パンツステッチ=ウエスト折り線・すそ線を整える
身頃(脇)
・身頃脇・袖下=後ろ身頃を上にして後ろ中心側に折る【後高】
ソーイング工程④
身頃
・脇 袖下=縫い代押さえステッチ【コバステッチ】
※右前脇ステッチの時は【袖口からスタート】
前端縫い始めと厚み部分は【PPバンド使用】してます
(糸が下でぐちゃぐちゃになったりしないように防止)
・前端=押さえステッチ【コバステッチ】
※(衿ぐり・前端)はコバ押さえを使ってます
左身頃から縫い始めます
・衿ぐり=左手で下側の見返しを引いてだぶらないように直しておきます
(身頃側・見返し)を均等に左指ではさんみ右手で衿を引っ張りぎみでミシンで進みます)
注意ポイント
支えるぐらいの感覚で軽く縫ってしまうと!
衿の付いた見返し側の衿ぐりがダブって仕上がってしまいます
・裾と袖口=1.5㎝幅ステッチ始末
注意ポイント
前中心はボタンで重なるため
特に裾・見返し重なる部分のステッチ幅は気をつけます
活躍したお助けアイテムは
・マグネット磁石
・PPバンド
①左身頃の裏を上にして1.5㎝でステッチ
②右身頃見返しまで来たら左身頃と突き合わせにしてステッチ幅確認
★マグネット磁石やステッチ定規を使用していない時は
・線かいて進む(消えるペン活用)
・PPバンドをそえてすすむ
(メリット=下側の表身頃と上の見返しが縫いズレる事なく
ぺんで書く手間もなく!最終的に縫い終わります)
ただし☝PPバンドの使用する🔰コツが今一つつかめてないと
PPバンドまで縫ってしまう事もあります
ヾ(≧▽≦)ノはいっ【それが私でした】笑笑
※サイズにカットしたゴム2本通してつなぎ目「ミシンで止める! 」
ゴム通しのお助けアイテムは
ゴム通し専用物が色々ありますよね~
購入時にセットで入ってたり……
ただし
私が縫製師として便利に使っていた!お助けアイテムは
【安全ピン(大・中・小)】です
皆さん経験されたことありますかぁ
いい感じにひもを通している最中【手ごたえがなくなる・ゴムなら「パツンと抜けちゃった」…不発に終わるひも通し
その点安全ピンなら途中で0スタートの可能性は少なく安心ですよ
パンツ完成
アイロン工程④
上着
上着全体の仕上げアイロン
前端・身頃脇・・袖下の【押さえステッチを整える】
✔裾の重なり線は大丈夫?
✔袖下の縫い合わせは大丈夫?
✔持ち出し幅は大丈夫?
パンツ
ゴムを入れたウエスト部分に軽く蒸気アイロンしてなじませます
まとめ工程
前身頃に釦の印をつける
今回は生地に傷がつきにくい素材のため
目打ちで刺してその後ポイントにペンで印を付けてます
左上前になるようにボタンを付けて完成
お疲れ様でした~
まとめ
コ粒の
ソーイングポイントは
★不足なら補う!発見しながら(工夫と代用品)で進める
★今回の縫い合わせは【全】片倒しステッチ始末になります
今回登場してくれた私の相棒はこんな感じです
基本的なトップス・パンツを縫い上げる事で
拡大して作る過程は
袖山にギャザーを~
パンツには前中心にファスナーを~
など
オンリーワン洋服作りの
ソーイングの幅が広がります
大好きなソーイング時間が~発見のある・わくわくした服作りで楽しめますように~\(^o^)/
今回も初心者さん向けにソーイングのコツを紹介しました
★ソーイングを好き・挫折した・もう一度チャレンジしたい
そういう方に寄り添ったかたちで発信しています
これから先私自身もコ粒blog | 今を゛楽しむ・うれしくて・ハッピー゛な暮らし~】遊びに来てくださる皆さんと一緒にわいわいしながら育てて行きたいと思ってます
長々と付き合って頂き本当にありがとうございました
【勉強始めた方・ご興味ある方・洋裁初心者さん】
のお役に立てればすごく嬉しいです